耐久性能について

耐久性能は時間の経過で生じる構造体や外壁などの劣化を防ぎ、安全性、快適性、健康性を維持させるための重要なポイントです。
外壁材
実生活を想定した実邸と同じプランで実験
単体でも完結された強さを持つボックスラーメン構造ユニット
高級感、重厚感のある外観を演出するタイルは、紫外線や酸性雨などにも強い外壁材として優れた素材です。ハイムは磁気タイルを防水性に優れたSFCボードに、やはり防水性に優れた弾性エポキシ接着剤で貼ることにより、化粧目地をなくし耐久性と防水性を向上させています。工場内でタイルを貼ることで施工品質も安定します。また、ハイムで採用しているタイルは、もともと親水性のあるタイル表面に微細な凹凸がつき、常に親水性を高く保てる素材。 長期間汚れが付きにくく、美しさも維持できるため、塗装外壁、サイディング外壁のように定期的な防水処理や再塗装などのメンテナンスが大幅に軽減されます。
汚れを寄せつけないハイムのタイル外壁の優れた親水性のサイクル 親水性とは素材の表面に水が拡がり水の薄い膜ができることをいいます。水が表面全体に拡がるため、雨筋汚れなどが付きにくくなります。
  • 1.薄い水の膜ができます
    空気中の水分を吸着して水の膜をつくります。
    1.薄い水の膜ができます
  • 2.水の膜に汚れが付きます
    ホコリや排気ガスの汚れは水の膜の表面に付着します。
    2.水の膜に汚れが付きます
  • 3.汚れが雨で流れ落ちます
    雨が汚れを落とします。
    3.汚れが雨で流れ落ちます
レリーフ外壁は再塗装のスパンを2倍に延ばしたUVAコーティング塗装
UVAコーティング塗装
紫外線は外壁の塗膜を劣化させ、基材の防水性を低下させます。また、美観も損ねます。そのため一般の塗装外観では、10年に1度程度を目安に外壁の塗り替えが必要です。ハイムのレリーフ外壁に用いられているUVAコーティング塗装は、顔料を混ぜ色をつけた塗装(エナメルベース層)の上に、紫外線吸収材の入った厚いクリア上塗層を持つ塗装。エナメルベース層まで紫外線が届きにくく、一般塗装の2倍、約20年に1度程度の再塗装で外壁の防水性と美観を保ち続けます。
UVAコーティングと一般塗装膜との比較
一般塗装膜
UVAコーティング
UVAコーティングとは、紫外線吸収剤入りのアクリルシリコンクリア塗装のこと。Ultra Violet Absorberの略。 顔料を混ぜて、色を付けた塗装(膜)をエナメル層と呼ぶ。クリア塗装(膜)とは、顔料を含まない塗装(膜)のこと。
「石」と同成分を持つ再塗装不要のデュラストーンウォール
デュラストーンウォール
タイルと同じ天然素材からつくられるデュラストーンウォールは、主原料であるカオリン(薬や基礎化粧品に使われる天然素材)を焼いて不純物を取り除き、粉砕してから硬化剤、充填剤、発泡剤と混ぜ発泡させ、化学反応で硬化させたもの。粒子間が緻密で気泡が独立して小さいため、無塗装でも水を通さない構造です。紫外線や酸性雨に強く、四季の気候の変化の厳しい日本の気象条件に最適の外壁材といえます。また、表面の親水性が高く、ホコリ、排気ガスなどの油汚れを寄付けないので、メンテナンスにかかる費用も抑えられ、優れた耐久性を発揮します。
「石」と同成分を持つ再塗装不要のデュラストーンウォール
再塗装不要のデュラストーンウォール
壁内に生じる結露は主に断熱材の劣化をはやめ住まいの断熱性能を低下させます。ハイムの内壁は、防湿石膏ボードによる仕上げで、室内の湿気の侵入を防いでいます。万一湿気が壁内に侵入しても、半密閉空気層が湿気を排出。常に壁内を乾燥した状態に保つ設計です。
構造体
鉄骨を守るユニット構法+ZAM(ザム)メッキ鋼板で約140年
ユニット構法+ZAM(ザム)メッキ鋼板
鉄骨の耐久性を大きく左右する防錆処理。ハイムでは全ての柱・梁に鋼材の長寿命化を実現したといわれるZAMメッキを施しています。耐久(耐食)性は通常の溶融亜鉛アルミニウムメッキの約2倍以上※。耐久年数で約140年というトップクラスの性能。さらにハイムの場合、施工時に鉄骨柱や梁が直接外気にさらされることが少ないため、実質的な耐用年数はさらに高くなります。 ※当社実験値で、周辺環境により異なる場合があります。
新世代の防錆処理、ZAM鋼板の特徴
万一、鉄骨が傷ついても、メッキ中の亜鉛、アルミニウム、マグネシウムが溶け出し、鉄を保護(犠牲防食性)。また溶接部においてもメッキ層中のマグネシウムが補修の金属層へ溶け出し、優れた保護被膜を形成。切断端面や加工部についても優れた犠牲防食性を発揮します。新世代の防錆処理、ZAM鋼板の特徴
ZAM鋼板は品確法の耐久性 最高ランクの劣化対策等級3を確保
等級3 (75年以上) 通常想定される自然条件、及び維持管理の条件の下で3世代(75~90年)まで、大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸張するため必要な対策が講じられている。
等級2 (50年以上) 等級3と同条件下で2世代(50~60年)まで、大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長するため必要な対策が講じられている。
等級1 (25年以上) 建築基準法に定める対策が講じられている。
ハイムの構造を支える鉄骨部はすべて劣化対策等級3をクリアする耐用年数75年以上のZAM鋼板を採用。最低でも75年以上の耐久性があることを品確法が証明しています。また、他の一般的なメッキや塗装などと比べると、わずか2.3mmの板厚でも75年以上で劣化対策等級3を確保できるのはZAM鋼板だけという高い耐久性を誇ります。
※劣化対策等級とは、構造躯体等に使用する材料の交換等大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長するため必要な対策の程度。 ※耐用年数とは、メンテナンスしつつ構造部分が限界状態に至るまでの年数をいいます。
最下階柱脚部の推定耐用年数
種類/板厚 2.3mm 3.2mm 4.5mm 6.0mm
ZAM(70g/㎡) 80.3 86.1 93.8 102.6
鉄+カチオン(20~30µ) 65.1 69.5 75.9 83.3
Zn+カチオン(10~20µ) 74.4 78.8 85.2 92.6
Zn+粉体(20~30µ) 74.9 79.3 85.7 90.1

建築省総合技術開発プロジェクト耐久性予測式より

屋根材
半永久的に葺き替えの必要がないハイパーデュラティックルーフ
ハイムのフラット屋根に用いられているハイパーデュラティックルーフはその耐久性、耐候性の高さで、ドームや大型建築物にも用いられているステンレス屋根材。通常の外構部材などのステンレスの約4倍もの耐食性を備えています。沖縄のような塩害地でも錆の進行は100年に0.2mm以下という耐食性です。
屋根まわりのメンテナンスは、庇部分のシール処理のみ
住まいの防水性と美観を維持するために、一般の瓦屋根では10年に1度程度の瓦の再塗装、30年を目安に葺き直しか葺き替えなどのメンテナンスが必要になってきます。ハイムのステンレス屋根ハイパーデュラティックルーフは20年に1度(当社実験値で、周辺環境により異なる場合があります)、庇部分のシール処理を行うだけでその他の屋根まわりのメンテナンスは心配ありません。
高耐久性のステンレス屋根材、ブルック屋根材も
ステンレス屋根材
ブルック屋根材
勾配屋根用にも高耐久屋根材を用意しています。また、瓦桟にもプラスチック製木桟を使用することで高耐久性仕様としています。衝撃に強いブルック屋根材は20~30年を目安に再塗装の必要がありますが、基材自体は40年以上も交換の必要はありません。